勾留決定に対する準抗告が認められました

現在担当している刑事事件の

勾留決定に対する準抗告が認められ、

身柄拘束されていた被疑者が釈放となりました。

ご家族や釈放されたご本人が泣いて喜んでおり、

私も、もらい泣きしそうな程、嬉しい思いで一杯でした。

逃亡の恐れや証拠を隠す恐れなどあるとき、

裁判所は被疑者の勾留を決定します。

 

簡単に言うと、

留置場等で原則10日間寝泊まりして取り調べ等を受けなさい、

と決めるのです。

 

ただ、何日も身柄を拘束されると仕事を失ったり、

学校を退学せざるえなくなる恐れが大きく、

反省して立ち直る、更生を阻害する結果になりかねません。

勾留の要件がなく必要性もないときなど、

勾留決定に対しての不服の制度の一つとして、

準抗告という方法があります。

 

ただ、勾留決定に対する準抗告の認容率は10数%と極めて低く、

勾留が取り消されて釈放されるのは稀なのが現実です。

 

私は、これまで3回準抗告を行ったことがありますが、

今回が2回目の認容でした。


こちらの主張が認められ、とりあえずホッとしてますが、

今後は、反省を深めて更生することへの

サポートをしていきたいと思います。